♯11 ブルームーンに起こった不思議な奇跡。現実と感覚の間にある大切なもの。

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こんにちは!京都に行って寺社仏閣を回りたいYUKIです。

今回は広瀬未衣先生の「君に出会えた4%の奇跡」をご紹介していきたいと思います。

今作は主人公「灯里」が実家京都に帰り、1か月に2回満月が来るブルームーンを通して不思議な体験をする、という物語です。

「京都が好きで京都が舞台の物語が読みたい」

「不思議な体験をする物語が読みたい」

「記憶を手繰り寄せる物語が読みたい」

そんな方にはおすすめの一冊です。

今作の舞台は京都。日本の文化がこれでもかと詰め込まれている街です。今作の登場する不思議な男の子「コウ」も京都の魅力に圧倒されます。

また、ブルームーンを通して描かれる物語。「コウ」という男の子と過ごした形成があるのに、全く思い出せない、でも思い出さなくちゃならない気がする。そして青い月に導かれるように「灯里」は不思議な体験をします。

そして、「灯里」は家に残る「コウ」の手がかりを通して、いたはずの「コウ」を感じていきます。

今回は以下の3点にまとめて、「君に出会えた4%の奇跡」の魅力をご紹介していきたいと思います。

  • 文化が色強く残る街「京都」
  • 未知のものに踏み込んだ物語
  • 自分の感覚と現実の違い

今作の舞台は京都。日本の歴史を物語る寺社仏閣や街並みが多く残された街です。登場人物の「コウ」も「灯里」を通して、その魅力に圧倒されていきます。

加えて、今作のテーマは「宇宙」。宇宙にはまだわかっていないことがたくさんあります。ブルームーンを通して「もしも」という世界が描かれています。

そして主人公「灯里」は京都の実家に帰省した際、「コウ」の痕跡を見つけます。初めは全く思い出せないけれど、いたはずの彼をおぼろげながらに思い出したいと思います。そしてその彼の面影は物語が進むにつれて色濃くなっていきます。

京都を舞台にした不思議な物語。ぜひ気になった方はぜひ今しばらくお付き合いください。

文化が色強く残る街「京都」

今作の舞台は京都。寺社仏閣、街並みなど日本の歴史を物語るものが多くあります。主人公「灯里」は京都の街が大好きで魅力にあふれた街だと誇りに思っています。

今作に登場する「コウ」も「灯里」に連れて行ってもらい、京都の様々な寺社仏閣や街並み、美味しいものなど多くの魅力に触れていきます。「コウ」にとってはどれも新鮮で、彼はこの街に魅了されていきます。

そして、なぜこれまでに「コウ」が京都という街に魅了されていたのか、今作を読み進めるうちにあきらかになっていきます。

未知のものに踏み込んだ物語

宇宙にはわかっていることよりもわからないことの方が多いといいます。

今作ではブルームーンという1か月に2回満月が現れる現象を通して、「灯里」、「コウ」が不思議な体験をするという物語です。

2人が過ごす日々は何でもない日常なのに、そのベースとなっているものは不思議な奇跡の体験。

もしかしたら私たちの日常も不思議で奇跡なことがベースとなっているのかもしれません。

自分の感覚と現実の違い

はじめ「灯里」は実家に帰省した際に「コウ」の痕跡を見つけます。

しかし「灯里」自身は「コウ」のことを何一つ思い出せません。そもそもそんな人がいたのか、と。

ただ、感覚として「コウ」という存在が頭から離れず忘れられない、すごく大切な人だったのではないかと。

今作ではこのような描写が多くあります。

現実、事実と空想、感覚の対比が様々なところで描かれています。そしてその差は初めのうちは大きく描かれていますが、物語が進むにつれてだんだんとその差が埋まっていきます。

まとめ

今回は広瀬未衣先生の「君に出会えた4%の奇跡」をご紹介いたしました。

古都京都を舞台にした不思議な物語。京都の魅力を通して、「コウ」の謎も明らかになっていきます。

奇跡を通して紡がれた「灯里」と「コウ」の物語をぜひ読んでみてください。

それでは良い読書ライフを!

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