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こんにちは!物持ちがとてもよく未だに小学生のときに着ていたパーカーを寝間着にしているYUKIです。
今回は小路幸也先生の「すべての神様の十月」をご紹介していきたいと思います。
今作は何でもない日常を過ごす人々を通して、死神や貧乏神、福の神といった神様を描いた短編集をまとめた物語です。
「サクサク読める優しい物語が読みたい」
「自分の人生が今辛くて毎日がしんどい」
「神様視点の物語が読みたい」
そんな方にはおすすめの一冊だと思います。
短編小説をまとめた作品ですので、さくさく読むことができますし、内容も優しいお話しばかりですので、穏やかに読み進めることができます。
また、何でもない日常を描いていますが、その内容はだいたいが人の悩みだったりお困りごとだったりします。その問題に神様がアプローチしていく、という展開なので「ああ、だから私は今大変なんだな」と心を整理できるかもしれません。
そして、今作は神様って実はこうなんじゃないという新しい視点を与えてくれる作品です。今作に登場する神様たちは私たちの日常に寄り添ってくれているような神様ばかりで、面白いな、と思ってしまいました。
今回は「すべての神様の十月」を3点にまとめて魅力をご紹介していきたいと思います。
- ちょっとつながった優しい短編集
- 自分の悩みを整理できる
- 日常に寄り添う神様
サクサク読める短編集でありながら、優しい物語ばかりですので、心穏やかに読み進めることができます。また、それぞれのお話しが少しずつつながっているので、「あ、あの神様だ」と親近感が湧いてきます。
また、基本的に登場する人々は皆悩みを抱えています。その悩みに対して神様は寄り添っています。「私の悩みはこういう理由があるから今あるのかな」と心の整理ができるかもしれません。
そして、今作の神様は雲の上から何かを与えてくれる神様ではなく、人々の日常に寄り添うような神様ばかりです。読んでいておもわずほっこりしてしまうような神様ばかりです。
ぜひ気になった方はこの後の記事で詳細をご紹介していますので、よろしければお目通しいただければ幸いです。
早速読んでみたい、と思った方はこちら。
ちょっとつながった優しい短編集
今作は、死神、貧乏神、福の神など様々な神様に焦点を当てた短編集になっています。人々の日常に寄り添うように影響を与えていく神様たち。
その物語はどれもほっこりするような優しいお話しばかりです。
またどのお話しも独立していながら、前の短編に出てきた神様も登場するので、親近感が湧いてきます。
特に最後の2つの短編では「ああ、よかった」と思えるお話しになっているので、ぜひ読んでみてください。
自分の悩みを整理できる
人々の日常を描いた短編集である今作。その日常の中には様々な悩みが描かれています。
うまくいかない仕事。うまくいかない恋愛。離婚を考える結婚生活。
「なんでこんなことになったんだろう」
「全然うまくいかないな」
など私たちも日々の中で考えている悩みを登場する人々も同様に感じています。
そこに現れる神様たち。彼らは人々に幸せになってほしいために行動します。
過ぎたものを得ないように、静かで穏やかな日常を守るために。
莫大な財産や地位を得ることはできなくとも、幸せを感じるために。
私たちももしかしたら本当は持っているのに見えていない幸せがあるのかもしれません。
日常に寄り添う神様
今作に登場する神様は雲の上から人々に何かを与える神様ではありません。
人々の身近に存在し、自分たちで汗をかきながら人々に影響を与える、そんな神様ばかりです。
しかもその距離もとても近く、同僚や道端にいる人に紛れていたりもします。
見える神様や姿を見せない神様。自然に紛れてる神様もいれば、あきらかに不自然な神様もいます。
しかし、全てに共通するのが人々に寄り添っている神様。
日本には「八百万の神」という言葉がありますが、それぐらい日本人にとって神様とは身近なのかもしれません。
個人的には「ひとりの九十九神」に出てくる神様が好きでした。
まとめ
今回は小路幸也先生の「すべての神様の十月」をご紹介いたしました。
優しい物語をまとめた短編集でありながら、ちょっとそれぞれのお話しにも別のお話しの神様が登場したりと遊び心のある作品です。
日々の生活の中にある悩みに、こんな理由があったら整理がつけられるのかも、と思えるお話しがたくさんあります。
そしてそばに寄り添ってくれる優しい神様たち。
ぜひそんな神様たちの物語を読んでみてください。
それでは良い読書ライフを!
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