#16 仕事に対して自ら楽しんでゆく。一所懸命に働いた先にある大きな挑戦。

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こんにちは!家から近いと意外と珍しいお店も行かないんじゃないかと思うYUKIです。

今回は阿川大樹先生の「あなたの声に応えたい」をご紹介いたします。

今作は東京のOLとして働いていた「上原理美」が実家の沖縄に戻り、コールセンターの電話対応として再出発する物語です。

「仕事に疲れてきて、なんで働いているのかわからない」

「家族や周囲の期待に応えられていないと感じる」

「何かに一所懸命になることって社会人にもできるのかな」

そんな方にはおすすめの一冊です。

主人公「上原理美」は東京から沖縄に戻ってきた際に、再就職先として建物がおしゃれという理由でコールセンター勤務となります。ただ勤務を続けていくうちにだんだんと自分がやりたいことが生まれ、最後には大きな挑戦に臨みます。

沖縄で暮らす人々にとって東京に上京して働くというのはすごく大変なこと。それでもその挑戦を決めた「上原理美」にとっては沖縄に帰ってくることは両親に対して後ろめたさを感じています。

「上原理美」は自発的に何かをするという性格ではありませんが、与えられた仕事に対して、一所懸命に取り組みます。どんな仕事に対しても「上原理美」という人間を通して発揮される業務には人間らしさが生まれます。

今回は「あなたの声に応えたい」を3つのポイントに分けて魅力をご紹介していきたいと思います。

  • 働く理由って単純でいいのかも
  • 家族や周囲の期待は空想なのかも
  • 仕事で一所懸命になることはできる

今作の主人公「上原理美」はコールセンターの仕事を「建物がおしゃれ」という理由だけで決めます。しかし彼女は仕事を続けていくうちに、楽しむことを覚え達成感を感じるようになります。

また、彼女は親に対しての後ろめたさや、元カレに対しての後悔を感じています。そして真面目な性格が故にその期待は自分自身に重くのしかかってきます。

「上原理美」はコールセンターの仕事に対して真面目に一所懸命に取り組みます。そして自分で考えてお客さんに対して柔軟に接していきます。そしてめきめきと仕事が上達していく彼女に大きな仕事が任されます。

どんな仕事に対してもひたむきに取り組むことで、見えてくる景色があります。

「あなたの声に応えたい」が気になった方、もっと魅力を知りたい、という方はぜひこのあともお付き合いください。

さっそく読んでみたい方はこちら。

働く理由って単純でいいのかも

主人公は「上原理美」は東京から地元の沖縄に戻り、再就職先を探します。そこで彼女は「会社の建物がおしゃれ」という理由でコールセンターへの就職を決めます。

すごく単純な理由で決めた彼女。しかし、働き方はとても真面目で仕事をどんどん覚えていきます。

そしてなんといっても働く姿勢がとても前向きで、数字意識を持つことでゲーム感覚でモチベーションアップをしたり、悩みを相談しても落ち込むだけではなく、「そういう考え方もあるんだ」と素直に受け取ります。

私は仕事に対して明確な理由が欲しいタイプではありますが、意外となぜ働くのか、よりもどう働くかに向き合った方が健康的なのかもしれません。

家族や周囲の期待は空想なのかも

「上原理美」は沖縄から東京へ一度上京しています。沖縄に暮らす人々にとってそれは大きな挑戦のようで、「上原理美」自身も東京で独り立ちすることを目標に頑張っていました。

だからこそ、沖縄に戻ってきたときには後ろめたさを感じます。

そして親への期待に応えられない自分や、彼氏への後悔を抱えたまま、同じ土地に暮らしながらも再開できずに日々を過ごします。

真面目な性格さ故にその期待という空想は大きくなっていきます。

しかし、意外と他人の期待というのは応えなくちゃと思う自分の気持ちよりも、応えてほしいという相手の気持ちの方が小さいことがあるのかもしれません。

彼女は周囲の人々に支えられながら、次第に自分を見つめ直し始めます。

仕事で一所懸命になることはできる

「上原理美」の最大の美点は一所懸命だというところです。自信がないところもありながら、与えられた仕事に対してはひたむきに努力をすることを惜しみません。

その一所懸命さは大それた目標を掲げてるからではなく、ただ目の前にある自分の手が届きそうな目標を達成するために頑張っているのです。

一見それは卑屈に感じるかもしれませんが、決してそんなことはなく、その一歩一歩を積み上げたときに初めて大きな一歩になるのだと思います。

「上原理美」もその一歩一歩を一所懸命に積み重ね、やがて大きな挑戦をすることになります。

しかしそれは彼女が積み重ねてきたからこそ手が届く距離にある目標で、一朝一夕で得られるものではありません。

仕事だからと割り切って取り組むことも重要ではありますが、一つ一つ丁寧に一所懸命に取り組むことで見える景色もあるのかもしれません。

まとめ

今回は阿川大樹先生の「あなたの声に応えたい」をご紹介いたしました。

単純な理由で就職先を決めた「上原理美」。しかしその真面目な性格から生まれる業務への取り組み方は自分自身のモチベーションを高めるだけでなく技術も向上していきます。

そして、他人の評価を気にしながらも、一所懸命に取り組んだ先に大きな挑戦をすることになります。

今作は仕事に対して、疑問を持っていたり、疲れている方には、きっと刺さる作品なのではないかと思います。

気になった方はぜひこの本を読んでみてください。

それでは良い読書ライフを!

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