#22 神様たちが訪れる旅館。まっすぐな主人公「芽衣」が神様たちをおもてなし。

本全般

こんにちは!小さいころよく神社で遊んでいたYUKIです。

今回は竹村優希先生の「神様たちのお伊勢参り」をご紹介いたします。

今作は何かと運の悪い主人公「芽衣」が財布を盗まれて追いかけた先で旅館の店主「天」に出会い、その旅館で働くことになる話です。

「旅館を舞台にした物語が読みたい」

「神様のお話しが読みたい」

「まっすぐな性格の主人公の物語が読みたい」

こんな方にはおすすめの一冊です。

今作は旅館を舞台にしたお話しで、主人公「芽衣」は仲居さんとして、料理を運んだり、掃除をしたり奔走します。

また、この旅館は人間を相手にしたお店ではなく、全国の神様を相手にした旅館です。そのため、様々な神様がこの旅館を訪れます。

そしてこの主人公、とてもまっすぐな性格で、後先考えずに行動します。そのため、失敗も多いのですが、神様の悩みも救ってしまう優しさがあります。

今回は「神様たちのお伊勢参り」を以下の3つのポイントにまとめて魅力をご紹介いたします。

  • 旅館で巻き起こる様々なお話し
  • 個性豊かな神様たち
  • 猪突猛進な主人公

主人公「芽衣」が迷い込んだ森の先にある旅館。そのお店で働くことになった「芽衣」。その仕事は人間が暮らす世界の旅館の仕事とは少し違って様々な要望に応えます。

そしてこの旅館に来るお客様は人間ではなく神様。個性豊かな神様たちの要望に「芽衣」は応えていきます。

また、「芽衣」は稀に見るほどのまっすぐな性格で、思ったことを動かずにはいられません。そのため、失敗も多いしトラブルに巻き込まれやすいのですが、その行動で神様たちすらも救ってしまいます。

運の悪い主人公「芽衣」が旅館で一所懸命働く姿をぜひ見てみてください。

「神様たちのお伊勢参り」の魅力をもっと知りたい方はもうしばらくお付き合いください。

さっそく読んでみたい方はこちら。

旅館で巻き起こる様々なお話し

今作の舞台は旅館。主人公「芽衣」が財布を盗まれ、泥棒を追いかけた先には鳥居が何本も並ぶ道。その先に佇んでいたのがこの旅館です。

働くあてもなかった「芽衣」はこの旅館で働くことに。

しかし、この旅館ただの旅館ではなく、神様を相手に商売をしている旅館だったのです。

掃除や食事の配膳はもちろん、決められた時間に指定のものを持って行ったりと不思議な要望にも応えます。

そんな要望を応えていくうちにお客様である神様に興味を持ち始める「芽衣」がいるのです。

個性豊かな神様たち

旅館に訪れるのは個性豊かな神様たちばかり。

基本的には顔を合わせることはないのですが、食事をお出ししたりするときにはその姿を見ることもあります。

様々な神様たちと触れ合っていく「芽衣」。しかし彼女は神様として崇めたり、距離感を開けたりするのではなく、相手の気持ちを考え寄り添います。

そんな「芽衣」の姿に神様たちは「芽衣」に興味を持ちます。

猪突猛進な主人公

今作の主人公「芽衣」はまっすぐな性格で、いわゆる猪突猛進です。

良いと思ったら行動してしまうし、後先のことは考えない節があります。

だからこそ、失敗も多いし、トラブルに巻き込まれることなんてしょっちゅうです。むしろ巻き込まれるというか首を突っ込んでいるような印象すらあります。

しかし、持ち前のまっすぐな性格と優しさで、多くの神様の心に寄り添い、心を開かせる力を持っています。

その魅力的な性格によって神様の心が和らいでいくのが描かれています。

まとめ

今回は竹村優希先生の「神様たちのお伊勢参り」をご紹介いたしました。

まっすぐな性格の「芽衣」が働く旅館に訪れる個性豊かな神様たち。後先考えない「芽衣」だからこそ、神様たちも興味が湧き、やがてその優しさに救われます。

ぜひ「芽衣」が神様たちのために奔走するお話しを読んでみてください。

それでは良い読書ライフを!

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