#29 後悔のない一日を過ごすことができたら、、、。本当の願いをみつける物語。

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こんにちは!毎日を後悔なく生きたいYUKIです。

今回は岬鷺宮先生の「僕らが明日に踏み出す方法」をご紹介していきたいと思います。

今作はピアノ一筋な男子高校生「中瀬」と明るく朗らかな性格の「山田」が納得が行くまで一日をループしてしまう物語です。

「ループものの物語が読みたい」

「後悔のない人生を歩んでみたいと考えたことがある」

「自分にとっての心からの望みは何なのか考えたことがある」

そんな方におすすめの一冊です。

今作は二人の高校生が一日をループしてしまう物語で、そのループを抜け出すためには自分にとって納得のいく一日を過ごさなくてはなりません。

また、ループを越える条件が納得のいく一日を過ごすことなので、必然的に後悔をしない一日を過ごすことができるようになります。

そして何度もループを繰り返し、日々を乗り越えていくうちに彼らは自分たちの本当の望みが何なのか気づき始めます。

今回は「僕らが明日に踏み出す方法」を3つのポイントにまとめて魅力をご紹介いたします。

  • 日常が非日常へと変化するループ
  • 丁寧に見つめる一日
  • 繰り返された一日を過ごすことで気づく本当の望み

納得の行くまでピアノに夢中な「中瀬」と親友に告白されたことで悩んでいる「山田」。二人はこの一日を納得がいくまでやり直したいと考えます。

するとなんとその日から「納得がいくまで」ループしてしまう事態に。彼らは当たり前に過ぎていく日常が、「納得が行くまで繰り返される」非日常を過ごすことになってしまいます。

「納得がいくまで」ループをする彼らは、自分自身の一日を見つめ直すようになります。そして自分の望みを叶えるためにループを繰り返すようになります。

そしてループを繰り返し納得のいく一日を積み上げる彼ら。最終的に彼らは自分たちの本当の望みに気づき始めます。

一度は考えたことがあるであろう「もしあの時間に戻ることができたのなら」。

納得のいく毎日を繰り返す彼らが出した答えをぜひ読んでみてください。

魅力をもっと知りたい方はもうしばらくお付き合いください。

さっそく読んでみたい方はこちら。

日常が非日常へと変化するループ

あるピアニストの演奏に感動し、ピアノの道を歩み始めた男子高校生「中瀬」。彼は迫るコンクールに対して完成度の低い演奏に焦りを感じています。

一方、4年の時を過ごし親友となった男の子に告白された女子高生「山田」。彼女は親友に対して自分がどんな気持ちを抱いているのかわかりかねています。

そんな二人が願った「もう一度今日をやり直せたら」。

そんな願いが届いたのか、彼らは「納得が行くまで」一日を過ごすようになります。

二人の性格が異なるため、過ごす一日の対比が面白く、こちらの一日はどんな一日だったんだろうと気になります。

丁寧に見つめる一日

「納得が行くまで」ループするということは自分にとって後悔のない一日を過ごすことです。

そのため、彼らはいつも以上に一日を丁寧に見つめるようになります。

その結果、彼らは自分にとっての望みが何なのかを試すようになり、納得のいくまで一日を繰り返します。

今作を読んでいて自分が過ごした一日を振り返って、こうしたら良かったなと後悔することはあっても、実際にできるまで繰り返すということは結構大変かもと思いました。

繰り返された一日を過ごすことで気づく本当の望み

「中瀬」と「山田」は繰り返される一日を過ごすたびに「納得のいく」一日を積み重ねていきます。

明日やればいいや、と思うことがなくなるため、彼らの望みはどんどんと消化されていきます。

そして、自分たちの小さな望みを積み重ねていった先に、本当に叶えたかった望みが現れます。

その時、今作の真実が浮かび上がり、彼らはループする非日常を乗り越えていきます。

まとめ

今回は岬鷺宮先生の「僕らが明日に踏み出す方法」をご紹介いたしました。

ループする一日を「納得のいくまで」過ごす「中瀬」と「山田」。一日一日を丁寧に過ごし、乗り越えていった結果、本当の望みに気づきます。

ぜひ最後に明かされる真実を、そしてループを繰り返した先にある日常のかけがえのなさを読んでみてください。

それでは良い読書ライフを!

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