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こんにちは!猫アレルギーのYUKIです。
今回は梅原満知子先生の「もういない君が猫になって」をご紹介いたします。
今作は猫にとても懐かれやすい「逢沢聡史」はホームセンターの一角に猫のみを扱うペットショップを開店する。そこには不思議な出来事が頻発し、、、。
「猫にまつわる物語が読みたい」
「限られた時間の中で生きる目的を探す物語が読みたい」
「愛する人への気持ちを大切にする物語が読みたい」
そんな方におすすめの一冊です。
今作は「聡史」が営む猫専門のペットショップにいる猫に亡くなった人の魂が宿るお話しです。
しかし魂が宿る時間は本当に短い時間で、その限られた時間の中で成仏するために、残された人の今後の人生の希望を見つけていきます。
そして最愛の人を無くした彼らは、生きているうちに伝えられなかった気持ちを伝えます。
今回は「もういない君が猫になって」を3つのポイントにまとめて魅力をご紹介いたします。
- 様々な可愛い猫が登場
- 限られた時間の中で探す希望
- 伝えられるはずだった気持ち
今作は「聡史」が営む、猫のみを取り扱うペットショップを起点として物語が進んでいきます。そのお店にいる猫には亡くなった人の魂が宿り、わずかな時間を最愛の人と過ごすことができます。
猫に憑依できる時間は本当にわずかで、その時間の中で亡くなった人が心置きなく成仏するために、残された人たちは未来への希望を探していきます。
また、彼らは生前に伝えられなかったお互いの気持ちを伝えたいと強く意識しています。それは当たり前に続く時間ではないからこそ素直な気持ちを伝えようとします。
本来、いつでも伝えられることでもなかなか伝えられないものです。ぜひこの本を読んで大切な人に素直な気持ちを伝えてみてはどうでしょうか。
魅力をもっと知りたい方はこの後もしばらくお付き合いください。
さっそく読んでみたい方はこちら。
様々な可愛い猫が登場
今作ではホームセンターの一角にできた猫専門のペットショップが起点となり物語が進みます。
そのペットショップにいる猫たちは亡くなった人の魂が憑依するという不思議な猫たち。
猫たちの体を借りて、心残りを解消するために彼らは最愛の人と共に限られた時間を過ごします。
限られた時間の中で探す希望
猫たちの体を借りる時間は無限ではありません。限られた時間の中で、彼らは成仏するために行動します。
そしてその多くの成仏できない理由は、最愛の人のことを想うため。
彼らは残された人たちの未来の希望を照らすために、一見無理難題なことでも薦め、彼らの人生を少しずつ変化させていきます。
伝えられるはずだった気持ち
そして残された人たちも猫の体を借りた人たちも、お互いに伝えそびれてしまった気持ちを伝えます。
それは本来いつでも伝えられるはずだった言葉だけれども、無限に続くと思っていたからこそ、伝えられなかった素直な気持ち。
当たり前に続くと思っていたからこそ、後回しにしてしまっていた言葉。限られた時間ということを痛感したことで彼らは本当の気持ちに気づきます。
まとめ
今回は「もういない君が猫になって」をご紹介いたしました。
亡くなった人の魂が憑依する不思議な猫を扱うペットショップ。そのペットショップを通して、最愛の人を亡くした人たちは、猫にもらったわずかな時間を過ごす最愛の人と共に未来への希望を見つけていきます。
そして、彼らは限られた時間を実感したからこそ、いつでも伝えられたはずの素直な気持ちを互いに伝えます。
ぜひ限られた時間だからこそ見えてくる本当に大切な気持ちを描く物語を読んでみてください。
それでは良い読書ライフを!
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