#31 忌避感を覚えながらもついつい世話を焼いてしまう大学生大家の物語。

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こんにちは!いつか寮をやってみたいYUKIです。

今回は宮田光先生の「まぼろしメゾンの大家さん あやかし新生活、始めました」をご紹介いたします。

今作はあやかしへの感度が高い男子大学生「春樹」があやかしとの関わりが深い大叔父の営むメゾンの仮大家として奔走するお話しです。

「さまざまなあやかしが登場するお話しが読みたい」

「見捨てられない性格な世話好きの物語が読みたい」

「あやかしや人の温もりに触れられる物語が読みたい」

そんな方にはおすすめの一冊です。

今作の舞台となる「メゾン・ド・ゴン」にはさまざまなあやかしが登場します。主人公の「春樹」は驚きながらも彼らとの生活に馴染んでいきます。

そんな今作の主人公「春樹」は生まれながらにあやかしに関わりやすい体質の男子大学生。さまざまな厄介ごとに巻き込まれながらも、生来の性格から見捨てることができず、なんだかんだと世話を焼いてしまいます。

そしてあやかしやメゾンに住む店子さんと生活するうちにあやかしや人の温もりに触れていきます。

今回は「まぼろしメゾンの大家さん あやかし新生活、始めました」を3つのポイントにまとめて魅力をご紹介いたします。

  • 個性豊かなあやかしたち
  • 忌避感を覚えながらも世話好きな主人公
  • あやかしや人の優しい温もり

今作には一癖も二癖もある個性豊かなあやかしたちが登場します。コミュニケーションをとれるあやかしもいれば、コミュニケーションが取れないあやかし、人情に溢れるあやかしもいれば、そうでないあやかしもいます。

そんなあやかしたちが持ち込むトラブルに巻き込まれる主人公の「春樹」。嫌がりながらも結局はあやかしたちを見捨てられず、世話を焼き助けていきます。

そんな世話好きな「春樹」に周りのあやかしやメゾンに暮らす店子さんたちも優しく見守り、時には手を差し伸べます。そんなもちつもたれつなメゾンの物語です。

ぜひメゾン・ド・ゴンに巻き起こる不思議な日常を読んでみてください。

魅力をもっと知りたい方はもうしばらくお付き合いください。

さっそく読んでみたい方はこちら。

個性豊かなあやかしたち

今作にはさまざまなあやかしたちが登場します。攻撃的なあやかしもいれば大人しいあやかしもいるし、人情あるあやかしもいれば、本能のままに生きるあやかしも登場します。

そんな個性豊かなあやかしたちがメゾン・ド・ゴンに住んでいたり、訪れたりします。

主人公の「春樹」はそんなあやかしたちに関わりあいながら、大家として奔走していきます。

忌避感を覚えながらも世話好きな主人公

主人公の「春樹」は生まれながらにあやかしが見える体質です。そのため、幼いころから周囲には理解してもらえず苦労しています。

彼はあやかしと関わることに忌避感を覚えながらも、困った人がいると見過ごせない性格で、なんだかんだと悩みを抱えたあやかしたちに関わったり、店子さんの悩みを解決していきます。

それが自分の身が多少犠牲になろうとも気持ちが先走ってしまい危ない橋を渡ってしまうこともしばしばです。

あやかしや人の優しい温もり

そんな「春樹」を見ているメゾン・ド・ゴンに住むあやかしたちや店子さんたちは優しく見守り、時には手を差し伸べます。

「春樹」自身は大家として守らなければという責任感を持って接しながらも、時には助けてもらう、そんなもちつもたれつな関係を築いていきます。

私はなかなか人に頼ることが苦手な性格ですので、こんな関係にすこしうらやましさを感じてしまいます。

まとめ

今回は宮田光先生の「まぼろしメゾンの大家さん あやかし新生活、始めました」をご紹介いたしました。

個性豊かなあやかしたちが住みそして訪れるメゾン・ド・ゴン。そんなメゾン大家として奔走する主人公の「春樹」のもちつもたれつな優しい物語。

ぜひ見捨てられずに諦めず手を差し伸べ続ける「春樹」の姿を読んでみてください。

それでは良い読書ライフを!

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