#36 自分の気持ちに素直になろうよ。社会人でも熱くなれるYOSAKOIソーラン。

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こんにちは!地元の小さな神社のお祭りが結構好きなYUKIです。

今回は田丸久深先生の「YOSAKOIソーラン娘 札幌が踊る夏」をご紹介いたします。

今作は札幌で行われているYOSAKOIソーラン祭りを舞台に社会人の女の子が自分の気持ちに向き合うお話しです。

ちなみに今年2025年は6月4日から6月8日まで行われるそうです。今作を読むと行きたくなりますね。

「YOSAKOIソーラン祭りが好き」

「自分の気持ちを声にすることが難しい」

「本気で何かに取り組んでみたい」

そんな方におすすめの一冊です。

今作は実際に札幌で行われているYOSAKOIソーラン祭りを舞台にした物語です。私はこの作品を全く知らなかったのですが、ちょっと詳しくなるくらい詳細にYOSAKOIソーラン祭りのことが書かれています。

また、主人公の「生田満月(いくたみづき)」は製薬会社の電話受付として働く26歳の女性。パワハラ気質のある上司のいる会社で自分の気持ちを発することができず悶々と暮らしています。

そんな彼女の前に現れたYOSAKOIソーラン祭りを誘ってきた居酒屋で働く「太陽」。彼はダンスを仕事にしたいと思いながらも現実に悩む夢追う男です。彼に誘われたYOSAKOIソーランにだんだんと熱中していきます。

今回は「YOSAKOIソーラン娘 札幌が踊る夏」を3つのポイントにまとめて魅力をご紹介いたします。

  • 札幌の風物詩の一つ「YOSAKOIソーラン祭り」の魅力
  • 自分の気持ちを声にすると景色が変わる
  • 社会人になっても本気で取り組むことは素晴らしい

今作は札幌の風物詩の一つである「YOSAKOIソーラン祭り」が舞台にした物語です。知らなかったという人も読んでみるとちょっと詳しくなれるぐらいYOSAKOIソーラン祭りのことが書かれています。

そんな今作の主人公「生田満月(いくたみづき)」は製薬会社の電話受付として働いていますが、その職場にはパワハラ気質の上司がいます。彼女はそんな上司に対して何も言えず時が経つのを待つような姿勢でいます。

ストレスを感じる日々の中で満月は行きつけの居酒屋でYOSAKOIソーラン祭りに誘われます。断ろうと思いながらも、YOSAKOIソーランに魅了され彼女はだんだんとのめりこんでいきます。

YOSAKOIソーラン祭りを通して、今の自分を見つめ、本気で何かに取り組む姿をぜひ読んでみてください。

魅力をもっと知りたい方はもうしばらくお付き合いください。

さっそく読んでみたい方はこちら。

札幌の風物詩の一つ「YOSAKOIソーラン祭り」の魅力

今作の舞台YOSAKOIソーラン祭りは高知県のYOSAKOIが札幌に持ち込まれ発展したお祭りです。

古くから続く神事のお祭りではないため、自由度の高いお祭りで、審査も主観的な意味合いの強いお祭りです。

だからこそ、個性が出やすくストーリーが生まれやすい熱量のあるお祭りです。

こんな説明をしている私も今作を読むまではYOSAKOIソーラン祭りを知らなかったのですが、この本を読んでYOSAKOIソーラン祭りが好きになりました。

自分の気持ちを声にすると景色が変わる

今作の主人公「生田満月(いくたみづき)」は札幌に上京してきた26歳の女の子で、製薬会社の電話受付として働いています。

その職場にはパワハラ気質の上司がおり、彼女は𠮟責を受けるたびに自分の意見を言えず黙りこくってしまいます。

誰に対しても自分の気持ちを伝えることが苦手な彼女は悶々とした日々を送っています。

しかしYOSAKOIソーラン祭りを通して、彼女は自分の気持ちに向き合うようになります。

人に自分の思いを伝えることには体力が要りますし、心も疲れます。しかし、自分の言葉を発せないと、自分よがりになっていってしまうような気もします。

社会人になっても本気で取り組むことは素晴らしい

満月はよく通う居酒屋でYOSAKOIソーラン祭りで踊ってみないかと誘われます。

断ろうと思っていてのも束の間、目の前で踊るYOSAKOIソーランに魅了され参加することに。

限られた時間の中でYOSAKOIソーランのために踊りや裏方の準備に奔走し、人間関係にも悩まされます。

しかし、YOSAKOIソーランを通じてできた人とのつながりが彼女の人生に潤いをもたらし、どんどんとYOSAKOIソーランにのめりこんでいきます。

社会人になると変わらない日々に浮かぶように感じることがあります。何かに本気で取り組むことって、大人になったからこそ必要なのかもしれません。

まとめ

今回は田丸久深先生の「YOSAKOIソーラン娘 札幌が踊る夏」をご紹介いたしました。

札幌で行われているYOSAKOIソーラン祭りを舞台に、自分の意見を言うことが難しい満月が自身を見つめ直し、本気で取り組むYOSAKOIソーランを通じて心が変化していく物語です。

ぜひ変わらない日々に退屈さを感じてたり、自分の意見は言わず漂うように日々を送る人は読んでみてください。

きっと心熱くなると思います。

それでは良い読書ライフを!

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