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こんにちは!映画は好きだけど観に行く機会は少なめなYUKIです。
今回は佐藤青南先生の「たぶん、出会わなければよかった噓つきな君に」をご紹介いたします。
今作は恋愛なんて興味ないと言う冴えない男「伊東公洋」が飲み屋で出会った女の子とデートをすることになったのと同時に職場の同僚から好意を寄せられるという夢のような物語。
この恋は真実なのか、罠なのか。
「社会人のリアルな心情の物語が読みたい」
「恋ってなんだろうと考えることがある」
「どんでん返しの物語が読みたい」
そんな方にはおすすめの一冊です。
今作の主人公「伊東公洋」は冴えないサラリーマンで、恋愛に遠慮気味の男性です。そのときに飲み屋で出会った女の子にデートを誘われ、まんざらでもなく楽しみ始めます。
また、「公洋」は会社の同僚から映画に誘われることを皮切りにだんだんと「公洋」の人生が狂い始めてきます。そんな中でも好きな人を想い続ける3人の姿に恋とは何なのか考えさせられます。
そして最後まで物語を読んだ時に彼らの心に抱えていた思いがすべて解き明かされます。その大どんでん返しをぜひ読んでほしいです。
今回は「たぶん、出会わなければよかった噓つきな君に」を3つのポイントにまとめて魅力をご紹介いたします。
- 冴えない男性サラリーマンあるあるな心情
- 人を想う心とは何なのか考える
- どんでん返しによって明かされる本当の気持ち
今作の主人公「伊東公洋」は冴えないサラリーマンで積極的に恋愛は求めていないが、迫られると断れない性格です。
また、居酒屋で大学生の女の子にデートに誘われ、同僚にも好意を寄せられていることを知ってから、「公洋」の人生は少しずつ狂い始めてきます。3人の気持ちを描くことで人を想う気持ちとはなんなのか考えさせられます。
そして最後まで読んだ時、すべての真実が解き明かされます。そのとき、本当の優しさと相手を想う気持ちを知ることになります。
ぜひ3人が描く歪んだ恋愛模様を読んでみてください。
魅力をもっと知りたい方はもうしばらくお付き合いください。
さっそく読んでみたい方はこちら。
冴えない男性サラリーマンあるあるな心情
今作の主人公「伊東公洋」は冴えないサラリーマンで恋愛に対して積極的になろうとは思わない男性です。
そんな彼が友人と居酒屋で飲んでいると、店長の紹介で女の子を紹介してもらうことに。
デートに誘われた彼はまんざらでもなく彼女と遊びに行きます。
恋愛に対して興味がないと言いつつ、誘われると内心喜んでいたり、実際に遊んでみると楽しかったりする心情が彼女を求めるリアルな男性像なのかなと思いました。
人を想う心とは何なのか考える
居酒屋で女の子に誘われた後に、会社の同期からも映画を誘われさらに好意を寄せていることまで知る「公洋」。
三角関係が生まれてきたことで少しずつ彼の人生は狂っていきます。
その中で「公洋」自身や居酒屋で誘ってきた女の子「奈々」、会社の同僚で「公洋」に対して好意を寄せている「峰岸佑子」。
それぞれの相手を想う気持ちが細かく描かれており、人を想う気持ちの多様さとそれでも相手と一緒にいたいと思う気持ちの先にあるものは何なのかと考えさせられます。
どんでん返しによって明かされる本当の気持ち
物語が進むにつれて、だんだんと「公洋」、「奈々」、「峰岸」の三人の気持ちが明かされていきます。
三人が過ごしていた時間の裏に隠されたそれぞれの想いを知ったときに、恋って本当に複雑できれいで美しいカタチってないのかもしれないなと思いました。
正解のないものだからこそ、人々の考えや行動が如実に表れるものなのかなとも思います。
まとめ
今回は佐藤青南先生の「たぶん、出会わなければよかった噓つきな君に」をご紹介いたしました。
冴えない男性サラリーマンのリアルな心情を描きながら、二人の女性を通して徐々に狂っていく「公洋」の日常。
彼らが想う気持ちとその先にある行動、現実とは何なのか。
気になった方はぜひお手に取って読んでみてください。
それでは良い読書ライフを!
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