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こんにちは!いきつけの小料理屋とか憧れがあるYUKIです。
今回は友麻碧先生の「かくりよの宿飯二 あやかしお宿で食事処はじめます。」をご紹介いたします。
1巻目のご紹介もしていますので、ぜひそちらも見てみてください!
「#63 攫われた先はあやかしが住まう世界。料理一つで彼らの世界をかき回す!」
あらすじ
かくりよに攫われ、祖父の借金のカタに鬼の嫁になりそうになった女子大生「葵」。
彼女は自分の力で借金を返すことを約束し、ついに旅館の片隅で食事処「夕がお」を開店させる。
いくらあやかしの世界と言えど、経営するのが大変なのはどこも同じ。
九尾の妖怪「銀次」とともに葵は夕がおを盛り上げるため奔走する。
こんなこと思ってたらぜひ読んでみて!
経営をスタートする希望と不安を描いた物語が好き
かくりよシリーズ2巻目では葵が食事処「夕がお」を開店するところから始まります。
しかしそんな簡単にはお客さんが来るはずもなく、、、。
集客のために商品開発をしたり、チラシを作ったりとする姿は、人間の世界となんら変わりはありません。
うまくいくかはわからない、でも上手くいくために挑戦する、そんな姿を見たい方にはおすすめです。
読んでみて気づいた魅力
世知辛い展開
経営とはお客さんが来なければ成り立たないもの。
お帳場長「白夜」の登場で、ふわっとした「夕がお」にピリッとした雰囲気が漂います。
お客さんが呼びこめていない店に回すお金はない。
葵を応援したい身からすると、なんてご無体な、、、と思いますが
大きな宿の帳場を任されている白夜からすれば、店を守るため当たり前のことを言っているに過ぎません。
そんなリアルな展開の中で、葵が突き進んでいく姿をぜひ見てみてください。
読了した方と語りたい話 ※ネタバレを含みます
※ここからは今作を読まれた方とこんな話をしたいなと思い書いています。
※ネタバレを含みますので、読了されてから読むことをおすすめいたします。
飲食店経営の現実感がある第二巻
今作では飲食店経営のリアルが詰め込まれているなと感じました。
特に「予算を切り詰めなくてはいけない」「体調を崩してでも働かなければならない」
この2点は「もうやめてあげて、、、!」と思うほど、リアルに描かれていました。
飲食店が取り扱う商品は食べ物です。
つまり、その時にしか提供できないものでお客さんが来なければ0円どころかマイナスになります。
だからこそ、集客に力を入れなければあっという間に潰れてしまいます。
また、お客さんが来ても、その時に作り手がいなければ売上はありません。
葵が集客に奔走する姿も、体調を崩してでも料理を作るのも、それぐらい飲食店は大変なのだということを教えてくれました。
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