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こんにちは!部屋にはできるだけものを置いておきたくないYUKIです。
今回は逢上央士先生の「建築士・音無薫子の設計ノート あなたの人生、リノベーションします」をご紹介いたします。
あらすじ
建築士である音無薫子は顧客すらも気づかない要望を見抜き、新たな家のかたちを提案します。
妻に出て行かれた男性、犬と暮らす老夫婦、隣の家に住みお互いを意識し合っている女性たち。
生活を送る空間だからこそ、最高の空間を望む人たちに薫子はどんなリノベーションを提案するのか必見です。
こんなこと思ってたらぜひ読んでみて!
一緒に暮らしている人とうまくいかない
家に問題があるのではなく、住む人に問題がある。
そんな切り口で展開されるストーリー。
生まれたばかりの子どもと暮らす若い夫婦。
犬を飼っている老夫婦。
隣同士で互いを意識し合っている二人。
自分がどんな想いを抱えて暮らしているのか。
相手はどんな想いを抱えて暮らしているのか。
それぞれの気持ちに向き合うことで、幸せな空間を作ることができるのかもしれません。
読んでみて気づいた魅力
人と暮らすことに不必要なものとは
子どもと妻に逃げられた男性。
犬を飼っている老夫婦。
隣同士に住んでいてお互いを意識し合っている女性たち。
環境も関係性も違う彼らですが、共通している点があります。
それは「相手の気持ちを思い込んでいる」点です。
妻はこう考えている、犬はこう思っている、隣に住んでいる女性はこう思っている。
意識しているのか、無意識に思っているのか、すべての顧客が本人たちの思いに気づかず、良かれと思って行動しています。
傍から見るとじれったいと思う瞬間もありますが、きっと私たちもそうなのかもしれません。
ちょっとした意地や慢心で相手の気持ちに寄り添わないことってありませんか。
心あたりがある方は今日は相手の話しを聞いてみてもいいかもしれませんね。
読了した方と語りたい話 ※ネタバレを含みます
※ここからは今作を読まれた方とこんな話をしたいなと思い書いています。
※ネタバレを含みますので、読了されてから読むことをおすすめいたします。
良かれと思っても相手にとってはマイナスなこともある
今回の驚いたポイントは音無薫子のスタッフである「月見里」がライバル会社である「フルール」を創設していたことです。
月見里が作った設計モデルは画期的で、そのモデルをベースに素晴らしい設計をすることができました。
しかしそれは円滑に仕事が進むメリットがありながら、周りのメンバーの自信をなくしていくデメリットも抱えていました。
時に非効率だと思ったとしても、周りと同じ方向を向くために必要なこともあるのかもしれません。
フルールの事務所が開放的な空間でありながら、居心地が悪かったのは、一個人を「いてもいい」と安心させる空間ではなかったからなのでしょう。